MXビューワ

データはPDF新聞と同じですが、機能が違います。
新聞は固定されたレイアウトで「見るだけ」に留まってしまいます。
ですが、WEB上で扱えるビューワであれば「動かす」が可能
馬番順に固定された各馬を、例えば指数順に並び替える事で、同じデータでもユーザーの頭に訴えかけてその思考を変化させてくれます。
また、当日に変化する情報も予想に取り込めます。
馬場、馬体重、オッズ、成績、取消除外等。
その日のそれまでの結果を同じ画面上で表示すれば脚質や枠の偏りが、騎手・厩舎を選択すれば当日の成績が確認出来るので調子の判断が出来る。
サイズの制限が無いため、過去走の馬柱は10走分、競走馬を選択すれば過去の全レース成績までと、必要なデータに完全にアクセス出来るツール。
初期表示自体はシンプルです。
(それでも少しデータは多めかも知れませんが…)
能動的に動かす事によって、データの深度と幅はユーザー自身で広げていける作りですので、慣れたら多分他のはもう無理。

簡易出馬表

過去馬柱

各データの詳細と見方は説明ページがありますので、そちらをご覧ください。
ビューワの説明

ここでは特徴的ないくつかのデータを紹介します。

簡易出馬表

並び替え

ユーザー印入力

騎手・厩舎、競走馬成績

上部のヘッダで項目名の箇所を選択すると、並び替えられます
基本的には、まずはヘッダの「2(2走印)」を選択して指数順に並び替えてみる事から予想のスタート。
脚質が逃げ・先行、もしくは差し・追い込みに偏っているようなレースであれば、脚質で並び替えて全体を見直すのも有効です。
このように、新聞形式の馬番順での並びを、別の項目で並び替えて見るだけで、同じデータでも違った見方になります。
レース後に気が付くような事が、事前に察知出来る感覚とでも言えるでしょう。

「印」の列のセルを選択すると、ユーザー印入力が出来ます。
入力内容によっての並び替えも、他の項目と同様に可能。

騎手名、厩舎名を選択すると当日の一覧を表示。
既に終えたレースは成績も入っています。
馬名を選択すると、過去10走分の成績データを表示します。

馬柱

馬柱も馬番順のみならず、上記の簡易出馬表の並び替えによって同様の並び順での表示となります。
馬柱も並び替える事によって予想に与える影響は大
能動的に操作が出来るは思考するためには非常に重要な事なのです。

左には過去6走分の成績がコンパクトにまとめられています。
スマホのような小さい画面でも表示される範囲で、ここを最初にチェック出来るのは大事。
掲載されている内容は、
当時の指数、コース別の出走馬の時計比較印、条件、競馬場、距離、着順、脚質、上がり順位。

細かい数字はともかく、近走で今回と繋がるコースで高い指数を出しているのか?今の馬場に合う脚質で走れているのか?クラスで通用しているのか?などを一瞬で確認出来ます

PDF新聞と同じく人間要素は掲載されており、騎手・騎手+厩舎、厩舎成績は一目瞭然。

過去成績

成績のマスを選択すると、同レースに出走していた他馬の成績欄も強調表示されます。
また、同じ日のレースも、少し背景色を変えての強調表示。

選択されたレースの成績データ、レースのリプレイへのリンクボタンも同時に現れるので、より詳細を確認したい時にはそちらをチェック可能。

フィルタリング

指数や騎手、過去データの目視による取捨選択が予想の中心ではありますが、過去の成績を基にしてもっとシステマチックに絞り込む手法。

「~という馬が今回良さそう」の「~」の部分を見つける「ための物です。
過去10走(と、今回の人気や指数順位等も)のデータから、いくつかの項目で条件を設定して、それに合う馬だけを抽出すると、ある特徴を持った馬が選ばれます。
それが「~という馬」に当たる部分。
その設定条件をフィルタとして保存しておく事によって、他のレースでも使い回せるように、更には出馬表を開いた時点で計算済みで該当馬を表示まで出来るようになります。

例えば、同じ競馬場で、近い距離、そこで前目で競馬して着順もそれなり、という馬をピックアップしたい時。
目視で探す事も可能ですが、その程度の事は人間がやる必要ありません
条件を設定して、後は自動で抽出させれば良いだけです。

馬を見たり、レースを検証したり…競馬の予想方法は沢山あります。
いつか「最適なフィルタを見つける」も、その方法の1つになるかも知れません。
完全に自動化して「フィルタを探すだけ」が予想として成立する可能性はあります。

フィルタの説明